東の食の会の福島県地域会合に参加してきました。
まずは、県庁を訪れて、担当の方と意見交換をさせていただきました。
福島には美味しい食材はあるのですが、これといった商品がなかなかありません。
そうした中で、どのような提案をしていくかがポイントになりそうです。
来年には会津を舞台にした大河ドラマがありますので、それはひとつの提案になります。
また、麹を使用した食品も多いので、発酵食品と絡めて何かできないかとも思います。
生産者様の意見も聞きながら、企画を考えていきたいと思います。
その後は、パンを生産している方と、桃を生産している方を訪問しました。
どちらの方も信念を持たれている方でした。
特に、桃の生産者様は農協に頼らない販路に挑んでいらっしゃいました。
六次産業化や高機能・栄養機能で付加価値をつけることは可能ですが、
それを望む消費者がどこにどれだけいるのかを見失うと、なかなかうまくいきません。
また、果実であれば採れたてをそのまま食べるのが一番だと思います。
そうなると、物流が問題になってきます。
シーズ有りきではなく、ニーズやボトルネックに目を向けることも必要です。