経営コラム


全体と部分

何かプランを作成する際には、全体から始める場合と、部分から始める場合があります。
前者は、コンセプトを明確にして、そこから各パーツへと落とし込んで行くやり方です。
一から考える場合によく使います。

後者は、部分(パーツ)を組み合わせて、全体を形作っていくやり方です。
既存商品のマーケティング戦略を練り直すときなどに使われます。

状況に応じて、どちらのアプローチを取るかを選択すれば良いのですが、
最終的に全体像が明確に描かれていて、各パーツがもれなく揃っていることが大切です。

また、以下の様なことが起こりやすいので、注意が必要です。
コンセプトを決めた後、具体的な展開方法を議論しているうちに、最初のコンセプトが置き去りになることがあります。
部分にこだわり過ぎて、全体像がぼやけることがあります。

全体と部分をバランスよく見ながら、進めていくことが重要です。


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