コンビニに行く際に、どこでも良ければ少し遠くても信号を渡らずに住むところを選択することがあります。
これは、信号を渡る(待つ)ことを、心理的に遠いと感じてしまうからです。
この効果は店舗の商圏を考える際には重要です。
途中に大きな道路や橋などがあると、そこで人の流れが途絶えてしまうことがあります。
入り口も開放しておいた方が入店率が高くなります。
たとえガラスのドアでも閉まっていると、それが心理的障壁になります。
ちょっと入ろうかなと思うのと、開けてまで入ろうと思うのでは、大きな差があります。
入り口を明るくしておくというのも同様です。
また、店頭にメニューを置くのであれば、初めから開いておいた方が良いです。
階段も心理的障壁になりやすいです。
地下や2階にある店舗であれば、1階に中を想像させるような看板を設置することも有効です。
入店率を高めるためにお金をかけなくても、ちょっとした工夫で改善できることもあります。