適正な販促費は、売上高の何割程度かという質問を良く受けます。
これは難しい質問です。
消費財か産業財かによって異なります。
同じ商品でも、プロダクトライフサイクルのどの段階かによっても異なります。
商品別に利益や費用を算出して、赤字にならない程度ということになります。
今後の商品展開の計画に合わせて決定しなければなりません。
もう一つ考慮しなければならないのが、費用対効果です。
知名度を上げるためにサンプルを配ることがあります。
ただ商品だけ渡すのではなく、商品情報や購入方法などもあわせて配らなければなりません。
展示会もターゲット顧客が来場する見込みがないのであれば、出展すべきではありません。
マーケティング戦略に基づき、効果的な販売促進計画を立てなければなりません。
むやみやたらに販促費を使っても、売上は増えません。
かといって、販促活動を行わなければ、売上は増えません。
マーケティングをしっかりと行い、効果が見込めるところに積極的に販促費を使用することが重要です。