有楽町のロフトに立ち寄ったら、東北夏祭りという催事を行っていました。
店内には祭飾りがディスプレーされ、祭りの様子が映像で紹介されていました。
祭りに関連した手ぬぐいなどの雑貨や、夏を感じさせる東北の商品が展開されていました。
これだけでは普通の催事とあまり変わらないのですが、驚いたのはBGMです。
祭囃子に加えて、蝉の鳴き声が流れていました。
それにより、一気に夏の暑さが思い出されました。
蝉の声は、夏の蒸し暑さを引き立てるもので、一種の不快感すらあります。
そのような強力なトリガーを、室内という予期せぬ場所で耳にしたので、新鮮な驚きがありました。
良いサプライズは気分を楽しくしてくれます。
以前販促ツールとしてカレーの匂いを流す装置というのが実験でありました。
匂いも音と同様、広範囲に影響を及ぼします。
また、目に見えないため、気づいた時にちょっとした驚きを与えることもできます。
五感を上手く刺激することが、今後のISM(店内販促)のカギになります。