先日の勉強会でお話しする予定だった、3Cから見た農商工連携の問題点について簡単にまとめます。
1.消費者が見えていない
顔の見える生産者という取り組みはありますが、実際に双方向で繋がっているわけではありません。
生産者は誰が買ってくれるのか分からずにいます。
結果、一度では消費しきれない容量であったり、価格が高くなりすぎたりします。
ターゲットを明確にして、そこに合わせるという基本が大事です。
2.競合が見えていない
マルシェで「ほたる米」を販売しているところを、私は5社は知っています。
「ほたるが飛び交う清流で育てたお米」というキャッチコピーが主流ですが、それ以外の差別化ができていません。
差別要因を明確にして、他社との違いをしっかりと伝えることが大切です。
3.自分が見えていない
自身の強みが分かっていない場合も多いです。
自分にとっては当たり前のことであっても、外から見ると宝物であることがあります。
新しいものをひねり出すよりも、地域にあるものを発掘した方が良いこともあります。