経営コラム


マイケル・サンデル特別講義

東京国際フォーラムで行われた、
「マイケル・サンデル特別講義 ここから、はじまる民主主義の逆襲」に参加してきました。
前半は、市場主義:どこまでお金で買えるのかについてでした。
身近な例から始まり、具体的な複数のケースについて議論がなされました。
後半は、原発の問題についてでした。
原発の再稼働の是非から、地元の承認の必要性、代替エネルギーまで幅広い議論がなされました。

今回の狙いは、議論を深めて結論に近づくことよりも、
様々な角度から意見を募り、議論を厚くすることにあったように思われます。
また、多くの議題において、賛否がほぼ同数に分かれました。

同じ内容であっても、見る角度によって評価は変わりますので、一つの結論にまとめるのは大変なことです。
最終的には責任を取る人間が判断をすべきと、私は考えます。
責任を持たず発言や決定をすることが、最も危険なことであると思います。

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