経営コラム


『下町ロケット』

遅ればせながら、『下町ロケット』を読みました。
かなり内容が盛りだくさんで、読みごたえがあります。
舞台は中小企業ですが、大企業も絡んできますし、登場人物一人一人の個性や役割がはっきりとしているので、
読む人によって見方が変わったり、特定の人物に自身を投射して読んだりできるのではないでしょうか。

私が印象に残ったのは、「制約のない世界はない」という言葉です。
会社にいるとなかなか思い通りに行かないことが多いです。
そんな時は、「もっと自分の力を発揮できる世界があるはずだ」と考えがちです。
私自身もそう思って転職をしていました。
そして、最終的には独立をしました。
今の仕事にはやりがいがありますし、独立したことに全く後悔はありません。
それでも、制約があり、すべてが自分の思い通りというわけにはいきません。
社会の中で、お客様や仲間と仕事をしている以上、当然のことです。
制約を受け入れたうえで、どのように自分を表現するのかがポイントです。

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