日本人は、年中行事に様々なことを楽しみ、信仰心がないと言われます。
生まれた時や七五三には神社にお参りし、結婚時には神様(キリスト教)の前で誓い、亡くなるとお経を唱えていただきます。
年間でも、初詣をし、お盆にお墓参りをし、クリスマスを楽しみます。
確かに、これだけ見ていると、信仰心はないように感じられます。
これらの行事のポイントは、人生や生活の節目に当たるということです。
そして、その行事を行うことでけじめをつけたり、気持ちを新たにしたりしているのではないでしょうか。
そのように考えると、内容は二の次になります。
禅宗では、型から入るという考え方もありますが、大事なのは気持ちであり、
お決まりのコースをなぞる必要はないと思います。
むしろ、参加者の方が楽しめるような配慮があるべきだと思います。