先日あるフォーラムの基調講演の音声データを原稿に起こす作業をしました。
タイピングは速い方ですが、原稿起こし作業は慣れておらず、かなり時間がかかってしまいました。
聞きづらいところを何度か繰り返すこともありますが、話している内容を文章としてわかりやすくまとめるのに苦労しました。
一方で、じっくりと講演を聞くうちに、3つの点に気がつきましたので記載いたします。
・「あー」や「えー」といった言葉が多い方ほど、内容もわかりにくい。
・文末が「です。」や「ます。」で閉じられず、話が続くことが多い。
(文章にすると、読点ばかりになり、句点が打てない。)
・断定を避けて、「という風に思います。」といった表現が多い。
これらの特徴は、話をわかりづらくしています。
自分が講演する際には、このような表現を使用しないよう気をつけたいと思います。