農商工連携支援コンサルタントスキルアップコース 実地研修第4回に参加してきました。
今回は、実習先の経営課題の策定をしました。
メンバーによって課題の全体像や、報告書の完成形のイメージが異なるため、落としどころを見つけるのに苦労しました。
最後はやや強行採決でしたが、大筋では納得のいく課題設定ができました。
この線に従って、実習先にとって意味のある報告書を作成していきたいと思います。
今回の研修のポイントは、以下の通りです。
・実習先の大きな課題は、「脱下請け」「脱成り行き経営」「コンプライアンス遵守」の3点。
・下請け体質の特徴は以下の13点が欠けていること。
①ブランド、②情報収集、③営業・販売力、④開発力、⑤サービス力、⑥マーケティング、⑦品質管理・保証、
⑧顧客管理、⑨情報発信、⑩革新、⑪コンプライアンス、⑫計画、⑬判断力
・マネジメント層の役割は以下の2点で、経営層を包むクッションのようなもの。
①経営者の時間を作る、②経営判断のノイズをガードする。
・計画性のある計画を立てるためには、経営力と情報能力の向上が不可欠。
・経営者のやるべきことは以下の通り。
決断→経営資源の有効活用→経営層・マネジメント層の確立→部門経営の充実化
・情報処理としてすべきことは以下の通り。
IT化→DB作成→分析→傾向把握→未来予測