日本生産性本部中小企業診断士養成講座の第9期募集パンフレットに掲載する、「研修生の声」を執筆させていただきました。
養成講座では様々なことを学ばせていただきましたので、その恩返しのつもりで喜んで引き受けさせていただきました。
私が養成講座を志望した理由や、そこで得たものについて素直に書かせていただきました。
今回は、SPBS作家・ライター養成塾 夏期集中講座で指摘された書き出しに注意して、インパクトのある表現にさせていただきました。
私の拙い文章を読んで、一人でも多くの方が養成講座で学びたいと思っていただければ幸いです。
長くなりますが、以下に全文掲載させていただきます。
「都市と地域の橋渡しをしたい。」これが、私が中小企業診断士を目指した理由です。
「コンサルタントとして通用する実力を身に付けたい。」
これが、私が日本生産性本部の中小企業診断士養成講座の門を叩いた理由です。
私は小売業で働いていました。
仕事を通じて、地域にはまだまだ知られていない素晴らしい宝物があるということを実感いたしました。
そして、その良さを消費者に伝える役割をしたいと思うようになりました。
地域に入っていくきっかけとして、中小企業診断士の資格取得を目指しました。
一方、資格を取っただけではコンサルタントとして通用しないこともわかっていました。
二次試験を合格してから、どこかに通う選択肢もありましたが、時間を無駄にしたくなかったので、
実力を身に付けることと資格取得が両立できる養成講座に通うことにしました。
養成講座が始まってからの6か月はあっという間でした。
特に、後半の3か月は実習とケーススタディを繰り返す日々が続き、濃密な時間を過ごすことができました。
これまでにないくらい、「考える」ことをしました。
養成を修了して得たものは、二つあります。
一つは、「コンサルタントに必要なスキルやツール」です。
講座や実習を通して、基本的な考え方や、実務に活用できるツールを提供いただきました。
今ではそれらを活用して、仕事に取り組んでいます。
もう一つは、「人脈」です。共に過ごした12人からは様々な刺激を受け、いろいろなことを学びました。
この仲間がいたおかげで、学習の効率は上がり、タイトなスケジュールでもくじけることなく、取り組むことができました。
また、一緒に学んだ仲間だけでなく、講師の先生方とも、卒業後もおつきあいをさせていただき、アドバイスをいただいております。
現在は、食品会社の新商品開発や、農作物のトラスト制度の設計、セミナー講師などをしております。
今後も、地域活性化のお役にたてるよう努力していきます。