心理カウンセラー養成講座に行ってきました。
こうした講座は傾聴のスキルを終日行って終了というものが多いのですが、
今回の講座はアクティブリスニングだけでなく、各種心理テストを行ったり、カウンセリングに必要な知識を習得したりと、
実践的な内容で、充実した1日を過ごすことができました。
以下に、本日プログラムの概要や感想等を記載いたします。
・T.A.エゴグラム検査
その人を3つの自我状態(5つの要素)で判断します。
自我状態(回答結果)は、その人の置かれている状態によって変化します。
実際私も1年半前に行ったときに比べて、NPとACの値が下がっていました。
グラフの形はAを頂点とした山型で変化はありませんでした。
・ソーシャルスタイル
その人のコミュニケーションスタイルを4つのパターンに分けて考えます。
そのパターンに合わせた対応が、コミュニケーションを図る上で有効です。
私はC型で、このタイプは「モタモタせずにテキパキ接する」と良いそうです。
・アクティブリスニングのポイント
聴き方は「技術(テクニック)」ではなく、「技法(アート)」であり、むしろ「姿勢」の問題でもある。(カール・ロジャース)
ついつい上手く聞くことに集中してしまって、相手を理解することが散漫にならないように気をつけたいと思います。
・バウムテスト
「実のなる木」の絵を描き、各部分の描かれ方や色により表される心理を読み解きます。
私の描いた絵は幹が非常に太く、地面にしっかりと根を張っていました。
これは、強い生命力と深い身近な人とのつながりを示しているようです。
・ライフライン
その人の人生のポジティブ(+)とネガティブ(-)の推移を表していただきます。
落ちるポイントや上がるポイントを整理して見つけることが大切です。
・心理カウンセリングは聴く技術を基本として、そこからさらに専門的な解決的技術が必要である。
・エリクソンの発達心理学
その人の現在の性格や言動は、乳児期から思春期の成長過程に原因があることがあります。
・家族療法
その人と家族とのつながりを円や線、大きさや距離で表します。