経営コラム


脳セミナー

「脳セミナー」に参加してきました。
講師は、東北大学教授の川島 隆太氏でした。
脳の働きから、トレーニング方法まであっという間の90分でした。
講演慣れしているというのが、正直な印象でした。

内容を要約すると、以下の通りです。
・「スマートエイジング」とは、高齢者が元気で社会で働けることを目指すものである。
・「アンチエイジング」の考え方の背景には、老いは病気であり醜いものであるという考え方がある。
・「スマートエイジング」とは、賢く・生活の質をどんどん拡充していくという考え方で、「知」がキーワードである。
・「スマートエイジング」人士のための4要素は、①運動、②バランスの良い栄養、③社会に出る、④脳を使う習慣である。
・脳のうち前頭前野と呼ばれる部分が人間のみ発達している。
・前頭前野のつかさどっている機能は、思考・想像・意欲・集中力・コミュニケーション・学習・感情抑制など。
・作動記憶をトレーニングする効果は、①記憶容量が増える、②転移効果(トレーニングをしていない他の能力もアップ)、
③流動性知能(新しい場面への適応を必要とする際に働く能力)が向上する。
・作動記憶トレーニングをすることで、脳の体積が増えた。
・コンピューターの使用やTVの視聴で前頭葉を使わなくなると、脳が退化してくる。
・作動記憶トレーニングは、自分ができるギリギリのレベルで、週に3日以上行わないと効果がない。
・脳の働きには、おかずの多いご飯の朝食が良い。

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