経営コラム


被災地見学

お悩み相談の空き時間に、被災地を見学させていただきました。
メディアを通して何度となく見た景色ですが、実際に目の当たりにすると、自分が何を見ているのかわからなくなりました。
まるで映画のCGでも見ているかのような、自分の想像をはるかに超えた光景に、情報処理ができなくなりました。

ぐしゃりと潰れた車や割れたアスファルトからは、津波の威力の大きさを想像できます。
建物の屋上にガレキや車が乗っている光景からは、津波の水量の多さを想像できます。
こうして、思い出しながら書いている今も、息がつまり目頭が熱くなる光景です。

実際に5分程度車外に降りてみました。
何とも言えない臭いが漂っていました。
短時間であるから大丈夫だろうと思いマスクをしなかった結果、のどが痛くなりました。

自然学校を利用した避難所も訪問させていただきました。
薄暗い校舎の中にはエアコンはなく、じとっとした空気が漂っていました。

メディアを通じて経験するのと、現地で体験するのでは、その衝撃は全く別のものでした。

しかし、どこに行っても、いろいろなボランティアの方たちが精一杯活動されており、
また、お悩み相談を通じて、被災者の方の明るい表情を見ることができたのが、せめてもの救いでした。


この光景を前にすると、自分の無力感を強く感じました

2 thoughts on “被災地見学

  1. 青木二朗

    やはり
    私の知人も現地を見て、菊地さんと同じようにテレビなどで見たのとは、比べ物にならない衝撃を受けたそうです。
    自然に対しては、人間なんて小さいのでしょうが、その小さい人間があきらめないで這いあがり笑顔を回復すことに大きな価値があるんでしょうね。

    Reply
  2. 青木二朗

    やはり
    私の知人も現地を見て、菊地さんと同じようにテレビなどで見たのとは、比べ物にならない衝撃を受けたそうです。
    自然に対しては、人間なんて小さいのでしょうが、その小さい人間があきらめないで這いあがり笑顔を回復すことに大きな価値があるんでしょうね。

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