農商工連携支援コンサルタントスキルアップコース 第1回に参加してきました。
本コースは、農商工連携についての基礎知識と、経営に関する知識を持っていることが募集条件であったため、
参加者の8割以上が中小企業診断士の方でした。
教室の雰囲気も特有なものになっていました。
今回の講義は、「農商工連携の意義と役割」でした。
講師は、すでに農商工連携の事例を多数手掛けていらっしゃる、中小企業診断士の大寺規夫先生でした。
内容を要約すると、以下のような講義でした。
事例紹介を受けながら、私ならばこのようにしようということを考えながら、聞いていました。
・農商工連携事業計画認定のメリットについて
・農商工連携のタイプは、農業者による地産地消型と商工業者による地産他消型がある
・農商工連携の成功のポイントは、作り手から見た商品化ポイントだけでなく、
買い手から見た商品化ポイントを押さえることが重要。
・また、計画後走るのではなく、走らせて計画することもポイントである。
・事例紹介4件
・事業化のポイントは以下の4点
1.農業者の役割分担の明確化と主体的参加
2.単品の開発ではなく、複合的な開発(出口を多数用意する)
3.農業団体と商工業団体者の連携
4.地域への貢献を目的にする