「福島県有機農業者の現状を聞く」会に参加してきました。
南相馬市など、原発の被害にあわれた有機農業者の方々の生の声を聴くことができました。
みなさんこれまでの努力が今回の事故で水の泡になった(なりそう)なことに対して、強い憤りを訴えていらっしゃいました。
原発の問題は非常に大きく、私個人がどうこうできる問題ではありません。
しかし、お話を伺う中で、私なりに問題点が整理できてきました。
・正しい情報が分からないために、右往左往してしまっている。
・政府等の発表は数が少ない。
・正確な放射能の測定は難しい。
・何を(誰を)信じていいのかわからなくなってしまっているのではないか?
・対応や情報公開は、自治体レベルではなくメッシュで行うべき。
・最悪を想定し覚悟を決めたら、信じる勇気を持って進んでいかなければならない。
・対処療法的で、解決の全体像や将来のビジョンが見えない。
・「役割分担」には、責任を果たすだけでなく、どのようなリスクを負って、それに対してどのようなリターンを要求するかも必要である。
・生産と消費の分離の問題が、深く根を下ろしている。