自然環境情報広場丸の内さえずり館で開催されている「NPO法人 棚田ネットワーク
棚田は守るべきなのか？～棚田を取り巻く『命』～」展関連セミナー
「”棚田番長”に聞いてみよう！」に行ってきました。
スピーカーは新潟県佐渡市岩首棚田の大石 惣一郎氏と、彼のところに通っている東京の大学生でした。
お二人の話の熱意には、刺激を受けました。
また、自信の過去を明るく話せるというのも、魅力的に感じました。

お二人とも棚田の美しさにひかれ、棚田を守りたいと考えていらっしゃいます。
当然、そのためには資金も必要です。
私見ですが、こうした資金集めは寄付もしくはオーナー制度のような形が望ましいと思います。
その対価として、体験イベントやお米の配布をします。

確かに、棚田に魅力はありますが、観光資源としては弱いと思います。
おそらく体験ツアーのようなものにすれば、2泊3日に交通費で5万円程度になってしまうでしょう。
そうなると、他の観光地も検討候補に挙がってきます。
他の娯楽よりも、その場所を守りたいという方がどれだけいるか、しっかりと検討しなければなりません。
十分な市場規模がなければ、ビジネスとしては成り立ちません。