以前フラッシュマーケティングの一つである、クーポンサイトに関して、本ブログでも記載いたしました。
(こちらからご確認いただけます。)
それから、1年も経たないうちに、様々な問題点が出てきました。
うまく使いこなせない利用者の方もいるようです。
最近私が気になっていることは、クーポン提供者がうまく活用できていないのではないかということです。
閑散期に人を呼ぶだけであれば十分に機能しています。
次につなげるという点では、まだまだ工夫が必要ではないでしょうか。
クーポンの内容に不満を持たれ、口コミで評価を落としているお店をよく見かけます。
次回来店時の割引券を渡しているところはあります。
しかし、サービスに満足していなければ、いくら安くてもリピーターになることはありません。
「お客様の期待を上回って始めて満足させることができる」と言われています。
この期待をどう考えるかが重要です。
例えば、6,000円のコースを3,000円で提供したとします。
提供側としては、クーポン価格の3,000円を基準に考えます。
一方の利用者は、「普段ならこれで6,000円か」とプロパー価格を基準に考えます。
つまり、3,000円に見合うサービスを提供したとしても、6,000円に見合う価値にはなりません。
たとえクーポン商品であっても、プロパー価格を基準にした商品とサービスの提供をしなければ、
利用者を本当に満足させ、リピーターにすることはできません。