経営コラム


地域コーディネーターに関して

知り合いの地域コーディネーターの方々が意見交換をするというので、同席しました。
私が普段お世話になっている方がやろうとしていたことが、
別なお世話になっている方のしていることと一致していたので、ご紹介させていただきました。
お二人の仕事に対する姿勢や、活動を始めた動機をじっくりと聞けたことは貴重な経験となりました。

地域コーディネーターは、都市と地域をつなぎます。
それは、地域の方と参加者をつなぐことでもあります。
中間に位置するものとして、その両方を見て調整する必要があります。

その人によって、どちらに重きを置いているかが異なるようです。

地域での体験を成功させるためには、地域の方の協力が不可欠です。
彼らを巻き込んで、気持ちよく働いていただくことが不可欠です。
そのためには、参加者に地域のことを理解していただく働きかけが必要です。
受け入れ人数の調整なども必要になってくると思います。
普段の仕事の負担にならない配慮が求められます。

一方で、地域の魅力を広めるためには、参加者を増やさなければなりません。
そのためには、参加者の意図を汲み取り、満足のいくプログラムを提供する必要があります。
事前に参加動機を確認し、場合によっては電話でのヒヤリングなども有効でしょう。
また、企業に売り込む場合には、プログラムの効果の客観的なデータも求められます。
二次データ(公的/既存のデータ)だけでなく、一次データ(自分たちで新たに収集したデータ)も用意したほうが
より説得力がありますし、熱意も伝わりやすいです。

参加者が何を望み、どうすれば楽しんでいただけるかを考えなければなりません。

当たり前のことではありますが、このバランスを取ることは難しいようです。

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