経営コラム


「通/販/物/流/ホットトレンド-2」

リテールテックJAPAN2011のセミナー「通/販/物/流/ホットトレンド-2
~早く正しく美しく・顧客満足度高度化への物流ソリューションを探せ」に参加してきました。
様々な物流分野で活躍されている3社の事例が報告されました。
その話をまとめながら、ポイントを要約します。

・倉庫規模に合わせて、自動化とマニュアル化を選択・組み合わせる。
A社では、倉庫規模が小さく費用対効果が見合わない場合には、自動化をせずにマニュアル化しているそうです。
どちらか一方にするのではなく、組み合わせることでより効率が上がります。
また、B社では、複数商品を入れる段ボール箱の選定は人間が行っています。
2週間も慣れれば、スーパーコンピューター並みに最適な箱を即座に選ぶことができるそうです。

・商品特性・出荷特性に合わせて、オペレーションを変更する。
A社では、「すべて揃うまで出荷作業が進まない」ことを嫌い、バッチ化して作業を行っています。
一方のB社では、「その作業を完了しないと次のバッチに進めない」ことを嫌い、バッチ化せずに作業を行っています。
また、A社では、多品種小ロットなため、トータルピッキングを行っています。
一方のB社では、二度手間を嫌って、オーダーピッキングを行っています。

・IE的改善
A社では、意図具でガキの歩行による出荷仕分を可能にし、歩行のムダを失くしています。
B社では、商品を置く位置のランプを点灯し、「見える化」しています。

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