ワンツーワークス公演『蠅の王』を見てきました。
ウィリアム・ゴールディングの原作を、脚本の古城氏が読んだ感想をもとに、
「暴力」をテーマに創作したものです。
設定はある企業の新プロジェクトチームです。
そこで、業務遂行にあたり、様々な衝突がおこります。
パワハラと取れるよな責めが常におこります。
その刺々しさが上手く表現されていました。
どのようなチームであれ、いろいろな価値観を持った人がいます。
考え方の違いから、意見衝突が起こります。
この時、枝葉末節にとらわれてしまうことがあります。
大切なことは、全体的な問題の核心に迫ることです。
そのためには、組織の方針や戦略に照らし合わせて判断しなければなりません。
その方向性を示すのが、リーダーの役割です。
そして、舵取りをするのがマネジメントです。
組織運営の難しさについて、改めて考えてしまいました。