経営コラム


人事管理概論

・HRM(Human Resource Management):人的資源管理
・人材マネジメント:HRMの柔らかい訳。範囲を広範にとらえる。

・人事管理の目的は以下の2点です。
①組織の事業戦略・計画実現:経営戦略を実現するよう人材に動いてもらう・働いてもらうこと、実現しやすいよう諸条件を整えること。
②従業員満足度(ES)の向上:仕事満足度×会社満足度

・人材マネジメントの機能は以下の6点です。
①確保、②活用、③処遇、④代謝、⑤統制、⑥ES

・現代は採用・派遣のほか業務委託・外注もマンパワーの確保の選択肢となっており、
 どのような契約形態にするかの判断の重要性が増しています。
・転職市場・派遣労働市場が拡大に伴い、好況期は人材の定着・離職防止(リテンション)が重要なテーマとなりました。
・サクセッション・プログラムとは主要なポストの後継者の選抜・育成計画のことです。

・職務開発とは、従業員の能力をもっと広くかつ深く活用し、モチベーションを高めるために、職務を再設計することです。
 (仕事の質<能力)

・かつての給与体系には、企業内共産主義の意味合いがありました。
・福利厚生項目のうち、「メンタルヘルス」「育児・介護関連」は拡充トレンドにあり、
 「住宅関連」「貸付金関連」「レク・クラブ」は削減トレンドにあります。

・目標管理制度と評価をセットとして、パフォーマンスマネジメントと呼ぶこともあります。
・人事評価要素は以下の3点です。
①人材価値(適正、活用範囲)、②職務価値(人材確保困難度、組織業績影響度)、③業務価値(業務プロセス、最終成果)

・モラールとは、集団のメンバーが協働を通して人間的満足を得、その集団に帰属することに誇りを持って団結し、
 共同して目標達成しようとする心的態度のことです。
・モチベーションとは、組織目的に積極的に貢献しようとする成員の意識的行動への動機づけのことです。
・モチベーションは、モラールが高まるよう外部から働きかけるといった意味合いも持ちます。
・ESの総合指標(目的変数)は以下の4点です。
①所属満足度(ESC)、②勤続意欲(ESCF)、③仕事満足度(ESJ)、④キャリア見通し(ESJF)

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