・現代社会の5つのポイントは以下の通りです。
①成熟化社会(理性+感性+悟性の価値判断バランス)、②情報化社会(携帯電話,インターネットは当り前)、
③国際化,業際化,学際化(際化=「差異」化を考える)、④選好消費社会(ポスト・バブルの経済環境)、
⑤関係模索社会(経済・社会の閉塞感)
・現在市場の3つのポイントは以下の通りです。
①リスク回避型からリスク・テーク型へ、②ファッションからスタイルへ、③バリュー志向
・モノの良い/悪い,好き/嫌いを決めているのは事業者ではなく、
そのモノを購入・使用・消費している「顧客(生活者)」です。
・Push戦略とPull戦略のどちらか一方のみではなく、常にバランスを持った組合せが重要です。
・顧客に自社(商品・サービス)のことを「刷り込み」、何かのきっかけで「想起」してもらい、
自社(自分)を「選好」してもらい、また良い経験を刷り込んでもらうという循環をつくることが
「売れる仕組みづくり」です。
・市場の捉え方は以下の3点です。
①商品交換の場 、②交換の機会、③需要の量
・「消費者の知覚変動をどう起こすか」が現在のマーケティングのキーワードです。
・ブランド=知覚の集合
・仮説検証をする際にはアンケートを、仮説発見をする際にはインタビュー(ウォッチング)を実施します。
・選択することは「捨てる」ことです。
・市場機会は6W(Who/Whom/What/When/Where/Why)と3H(How to/How much×2/How long)で捉えます。
・ユニクロのターゲティングは無差別的マーケティング(アンチジェンダー・アンチジェネレーション)です。
・ポジショニングを捉える際には3間(人間、空間、時間)で考えます。
・ポジショニングマップの空白地帯をビジネスチャンスと捉えます。
・マーケティングの第一は顧客を決定することです。
・リアルに存在する顧客像を想定します。
「○○(商品名)といえば何ですか?」という質問を通じて、その商品の知覚品質を知ることができます。
・マーケティングはモノではなく物語を創ることです。