経営コラム


組織マネジメント

・「組織は戦略に従う」は有名ですが、基本です。

・企業目標達成のためには、「ONE for ALL」と「ALL for ONE」を同時に達成する全体最適が欠かせません。
・従来の年齢・能力を指す「人間基準」から職務・役割を指す「仕事基準」への転換が求められています。
・人材は「人財」「人在」「人罪」の3種類があります。
・組織構造とは経営資源配分です。

・融業化:各事業間を有機的に連結して相乗効果を生み出す。

・経営トップは偉大な演出的存在でなければなりません。
・経営トップの基本的遂行機能は以下の4点です。
①経営理念の制度化、②事業展開領域(ドメイン)の策定、③外部ステークホルダーとのインターフェース、④組織学習の教育的機能
・一定規模を超えた場合、トップを補佐するゼネラルスタッフや経営企画室をいかに構築するかが重要な課題とります。

・組織文化は社員の判断基準となり、対外的にはブランド力になります。

<組織形態と留意点>
・機能別組織:規模の拡大によって機能間で対立関係に陥ることがあります。部門間でのクロスオーバー人事などの対応が必要となります。
・事業別組織:企業が多角化・多地域化(海外展開)した場合に適した組織です。
・マトリックス組織:小苦悩別組織と事業部別組織の両方のメリットを持ちます。2人の管理者を持つことで、権限や責任があいまいになります。

・職場で問題が起こる原因は以下の3点です。
①仕事の仕組み(制度や手続き)、②各人の能力(成熟度の度合)、③職場の雰囲気(コミュニケーションやモラール)
※これらの問題は管理者の守備範囲です

・これからの人事志向は以下の4点です。
①人活経営(適材適所)、②発揮能力主義、③専門性重視(複線型人事制度)、④仕事水準明示

・求められる管理者機能は以下の10点です。
①計画化(目標設定・達成計画)、②組織化(人員配置)、③指示・命令、④動機付け、⑤教育(OJT)
⑥統制(進捗管理)、⑦評価(差異把握)、⑧報告(情報経路の中核)、⑨革新、⑩調整

・リーダーシップのスタイルは以下の4点です。
①能吏育成的リーダーシップ・スタイル:外部環境が安定的で、部下個人を対象とする。
定められた制度や基準に従って、割り当てられた職務をきちんと処理するよう管理する。
②状況適応的リーダーシップ・スタイル:外部環境が安定的で、組織集団を対象とする。
人間関係や集団行動の様々な要因や状況を把握してこれに適応する。
③起業家育成的なリーダーシップ・スタイル:外部環境が変動的で部下個人を対象とする。
環境変化に果敢に挑戦し、自らの職務を開発できる起業家的な人材を育成する。
④状況革新的リーダーシップ・スタイル:外部環境が変動的で組織集団を対象とする。
幹部自らが率先して環境変化に挑戦し、部下の能力開発や意欲付けはもとより、経営革新を誘発する集団行動を引き出す。

・求められるマネジメントスキルは以下の3点です。
①コンセプチュアル・スキル(全体管理)、②ヒューマン・スキル(メンバー管理)、③オペレーション・スキル(業務推進管理)

・人材育成=(知識+知恵+意欲)×機会(人材配置)

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