スクーリングパッド農業ビジネスデザイン学部の第9回授業に行ってきました。
今回の講師は、食のコミュニケーション円卓会議 代表 市川まりこ氏でした。
「食の安全」の考え方について、科学的根拠をふまえて解説いただきました。
私としては今回の内容に関して「理解はできるが、腑に落ちない」というのが本音です。
例えば、ADIの設定時に動物実験の結果に安全係数(1/100)をかけていますが、
この安全係数が安全であるという説明はありませんでした。
当然人体実験を行うわけにはいきませんので、こうした基準作りが合理的であることは間違いありません。
そこで、講義の内容の要約はせずに解説のあった用語および、
それらに関する公的な解説へのリンクの紹介のみいたします。
ご了承くださいませ。
・食品添加物
http://www.jafa.gr.jp/(日本食品添加物協会)
http://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/iyaku/syokuten/index.html(厚生労働省)
・天然農薬(天然農薬様物質)
・ADI(一日摂取許容量)
http://www.fsc.go.jp/emerg/adi.pdf(食品安全委員会)
・ポジティブリスト制度
http://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/iyaku/syoku-anzen/zanryu2/060329-1.html(厚生労働省)
http://www.maff.go.jp/j/nouyaku/n_drift/index.html(農林水産省)
・放射線照射食品
http://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/iyaku/syoku-anzen/housya/index.html(厚生労働省)
http://www.aec.go.jp/jicst/NC/senmon/syokuhin/detail/20060926.pdf(原子力委員会)
・推薦図書
中西準子 著 『食のリスク学―氾濫する「安全・安心」をよみとく視点』
小島正美 著 『誤解だらけの「危ない話」―食品添加物、遺伝子組み換え、BSEから電磁波まで』
渡辺宏 著 『食の安全 裏側の話―元生協仕入れ担当者が明かすつくり手の事情・消費者の言い分』
松永和紀 著 『食の安全と環境-「気分のエコ」にはだまされない (シリーズ 地球と人間の環境を考える11)』