経営コラム


2020年最も共感した一冊

2020年も100冊以上の本を読みました。

その中で、最も共感した一冊は、パティ・マッコード著『NETFLIXの最強人事戦略 自由と責任の文化を築く』です。

ハイパフォーマーを前提とした、成果達成型の組織は、日本の人事文化では受け入れがたいかもしれません。

しかし、自分でチームを作るのであれば、こんなチームを作りたいとドキドキしながら、一気に読んでしまいました。

以下、特に共感した点を列記します。(適宜原文を編集しています。)

 

  • ビジネスモデルにも、アービスを提供するためのテクノロジーにも、成長を実現するために必要なチームにも、単に遅れずについていく以上のことが求められる。変化を予測し、それを迎え撃つための戦略を策定し、準備する。
  • 自由な知性の応酬ほど楽しいことはない。
  • ビジネスリーダーの役割は、すばらしい仕事を期限内にやり遂げる優れたチームを作ることである。
  • 優秀な同僚と明確な目的意識、達成すべき成果の周知徹底-この組み合わせが、パワフルな組織の秘訣である。
  • 人は仕事に娯楽を求めない。学びたいのだ。
  • 社内政治というものが大嫌いだ。陰険だし、非効率極まりない。
  • 相手に対する敬意があるからこそ、必ずしも意見に賛成できなくても、同僚の見解の根拠を知りたいという純粋な思いが、質問の押収を促し、歯に衣着せぬやりとりを建設的で礼儀にかなったものにする。
  • 事業のため、顧客のためになる議論を行う。
  • 仕事に対する真のゆるぎない満足感は、優れた同僚たちと真剣に問題解決に取り組むときや、懸命に生み出した製品・サービスを顧客が気に入ってくれたときにこそ得られる。
  • ハイパフォーマーは、すべてがうまくいっていることに満足しているというよりは、むしろチームの仕事ぶりに不満をもっていることが多い。
  • 最高の成果をつよう求めるからこそ、それを達成しようとするなかで、必然的に痛みや不満を感じる。

【本日の質問】
あなたが今年最も共感した一冊は、なんですか?

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