経営コラム


魚群型組織

いわしなどの小魚は、群れを作ることで、大型魚に捕食されないようにしています。
各個体が統率を持って動くことで、あたかもひとつの大きな魚であるかのように振る舞います。
この群れが方向転換をする際には、複数の個体が一斉に向きを変えます。

各々が自身の判断で動きながら、全体としてひとつの動きになるというのは、組織としての理想型です。
このような動きを可能にするためには、全員のベクトルが合っていなければなりません。
また、共通の判断基準がなければ、統一された動きにはなりません。

また、すべての個体が、自分で判断をできなければなりません。
指示待ちをしていたのでは、動きがバラバラになってしまいます。
課題や目的を各々が理解し、それぞれの役割でリーダーシップを発揮することで、このような動きが可能になります。

各個体の独自の動きと、全体としての動きが統一されている組織は、柔軟性があり強い組織です。

【本日の質問】
あなたの組織は、魚の群れのような動きをしていますか?


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