経営コラム


魚の目、鳥の目、虫の目

新型コロナウイルスに伴う緊急事態宣言も、次の段階を迎えそうです。

ここで気を緩めてしまっては、元も子もありませんが、次の段階に向けた準備は始めるべきです。

そのためには、魚の目、鳥の目、虫の目が必要です。

 

魚の目とは、流れを読む力です。

WITHコロナ、ポストコロナの世界は、どこへ向かうのでしょうか?

緊急事態宣言はいつ解除されて、解除後の人の流れはどのように変わるのでしょうか。

大きな流れの変化は、ゆっくりと起こります。

局所的な流れは、何かにぶつかったところで一気に変わります。

流れの緩急や方向性を見極めなければなりません。

 

鳥の目とは、俯瞰する能力です。

このような混乱期には、ビジネスチャンスが起こっては消えていきます。

市場全体を見渡しながら、どこにどのようなニーズがあるのかを探っていきます。

 

虫の眼とは、精査する能力です。

見つけたチャンスは本物でしょうか?

目の前のお客様の力になれることはなんでしょうか?

現場主義で、考えなければなりません。

 

このように視点を変えながら考えるのと同様、一次データに当たることも大切です。

メディアなどの解説は分かりやすいですが、一部を誇張している場合もあります。

加工される前の元データを調べる癖もつけた方が良いです。

 

【本日の質問】
あなたの会社では、新型コロナウイルス後の世界に、どのように対応しますか?

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