リニューアルオープンした銀座三越に行ってきました。
伊勢丹と経営統合後、初めての大型出店ということもあり、
どのように変わったかを楽しみにしていました。
入ってすぐに変化に気づきました。
什器やディスプレーの方法が変わっていて、明るくなっていました。
ガラスやミラーを多用していることも店内が明るくなっている一因と思われます。
明るさでもう一点気づいたことは、フロアによって明るさを変えていました。
高級感を出したいところはやや暗めにし、リビングフロアなどは外光も取り入れて開放的でした。
新館は特に柱が少ないので、見通しが良くなっています。
導線が広くなり、休憩スペースが増えたのは近年の百貨店の傾向です。
フロア案内には各フロアの一押しポイントが〈銀座スタイル〉として紹介されていました。
地下食料品売り場では、既存の人気店が行列を作っていました。
一方、婦人服ではINEDが入るなど新しい顧客層の取り込みも期待されます。
開店直後は従来の三越の顧客と思われる方々で賑わっていました。
お昼過ぎから若い方の姿も増えてきました。
ハード面はいろいろと新しくなりましたが、ソフト面では従来の三越の感じが残っています。
訪れたお客様をいかに引き止められるか、今後の動向が楽しみです。