経営コラム


鈴木敏文の「話し下手でも成功できる」

『鈴木敏文の「話し下手でも成功できる」』を読みました。
『経済は感情で動く』の内容と絡めながら、セブンイレブンやイトーヨーカドーでの取り組みについて解説されています。
事象の紹介だけでなく、その元となっている考え方も併せて紹介されているので分かりやすかったです。
全部で65の提言がありますが、その中でも特にはっとさせられたのは以下の3点です。
ポイントとともに、私の考えもご紹介します。

・「標語の言い換えができるというのは、その標語を一つのストーリーとして表現できるということである。」
専門用語を羅列するのではなくて、相手にわかるように話すためには、
自分がきちんと理解していなければならないということを再確認しました。

・「成績が伸びない人に限って、何も挑戦的なことをしていない」
本人の問題でもありますが、果敢に挑戦し失敗したとしても、きちんと評価される仕組みも不可欠だと思います。

・「権限移譲と丸投げは異なる」
方向性やゴールも示さずに丸投げをしても良い結果は出ません。
さらに、結果が出てからやり方が違うというのは最悪です。
示された方針通りに進んでいるかどうかのチェックは必要です。


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

アーカイブ