経営コラム


適度なプレッシャーをかける

人は極度のプレッシャーがかかると、本来の実力を発揮することができなくなります。
本番に弱いと言われるタイプの人は、プレッシャーに押し潰されてしまっています。
このように書くと、プレッシャーは排除すべきものと思われます。
しかし、最も高いパフォーマンスを発揮できるのは、適度なプレッシャーがかかるときです。

プレッシャーには様々な種類があります。
そして、同じようなことでも、受け取り方は人それぞれです。
管理者はその人に合ったプレッシャーをかけなければなりません。、
ビジネスで利用できるプレッシャーとしては、以下のようなものがあります。

・数値目標
数値目標を設定することで、それをクリアするための行動を色々と考えるようになります。
例えば月の前半で売上が未達であれば、後半は今まで以上に訪問件数を増やすなどしなければなりません。
ただし、数字がひとり歩きすると、過度のプレッシャーになってしまいます。
数値が未達であることを責めるのではなく、達成するようにプレッシャーをかけることが必要です。

・締め切り
締め切りを設定することで、計画性を持つことができます。
締め切りから工数を逆算することで、いつまでに何をしなければいけないかが明確になります。
このスモールゴールの設定が、適度なプレッシャーになります。

・周囲からの期待
人は期待されていると感じると、モチベーションが上がります。
コミュニケーションの中で、上手く期待していることを伝えます。
過度に期待をかけ過ぎると、相手は潰れてしまいます。

【本日の質問】
あなたは、適度にプレッシャーをかけることができていますか?


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