経営コラム


過剰品質

今日の日本の店頭には、過剰品質を思われるものが多数並んでいます。
特に家電やPCは使いこなせない機能が多数ついています。
スマートフォンに関しても、まだ使えていない機能は多そうです。

食品に関しても、過剰品質と思われることがあります。
例えば、ブランド豚は餌にこだわることで、脂の美味しさを追求しています。
確かに、通常の豚肉よりも美味しいですが、ブランド豚同士でブラインドテストをしたら、おそらく区別ができません。

過剰品質とは、消費者に価値を認めてもらえない品質です。
シーズ思考での商品開発において、この過ちを犯しやすくなります。
また、換言すれば、その機能を削ってその分価格を低くして欲しいと思われる品質です。
そこを上手くついたのが、ブルーオーシャン戦略です。

商品の価値の評価は、常に消費者目線で行う必要があります。


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