経営コラム


迷った時こそ原点回帰

売上の低下など、問題が発生した場合、何らかの対応を行います。

きちんと原因分析を行って、あるべき姿を策定した上で、計画的に取り組むのであれば問題ありません。

しかし、その場しのぎの対策や、他社の猿真似は危険です。

そのようなやり方は、往々にして失敗します。

すると、ますます焦って、手当たり次第に対応するようになります。

下手な鉄砲は数を打っても当たりません。

いくら手をつくしても効果が現れず、焦って下手な手を打ち続けるという悪循環に陥ります。

そして、何をしたら良いのか分からず、迷走することになります。

迷った時こそ、原点回帰が必要です。

 

戻るべき原点とは、経営理念であり、ビジョンです。

自分たちが大切にしていることを再点検します。

それが確認できたら、顧客にとっても価値があるようにコンセプトを再構築します。

そして、コンセプトに基いて、自分たちの想いや価値を社内外に発信していきます。

理念やビジョンからコンセプトを作り、それに沿って動いている限りは、失敗することはありません。

迷った時こそ、原点に戻って、自分たちの進むべき道を明確にすることが必要です。

 

【本日の質問】

あなたの会社では、迷った時こそ原点回帰をしていますか?

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