農商工連携支援コンサルタントスキルアップコース 第2回に参加してきました。
今回の研修テーマは、「中小企業にもできる販路開拓のポイント」でした。
講師は、様々な支援事例をお持ちである、中小企業診断士の内藤博先生でした。
内藤先生からは、毎回役立つツールをご提供いただき、大変感謝しています。
内容を要約すると、以下のような研修でした。
今回の内容はすでに実践していることも多く、改めて各ポイントの重要性を確認しました。
・農商工連携の足かせは、販路開拓である。
-農業者の中には、マーケットイン思考がない人も多い。
-また、時間軸が違うため、クイックレスポンスの重要性を理解しづらい。
・販路開拓のためには、作り手がわかっていない特徴をつかみ、強みで勝負する。
・具体的・数値的・地域に応じた個別的な提案が必要である。
・スマートフォンの登場などにより、ユビキタス時代のネット通販が当たり前になってきた。
・ネット通販では、ロングテールを捉え、一人一人の顧客を大切にすることが重要。
・また、顧客獲得にコストを払い、リピーターを獲得しないと利益は出ない。
・ネット(デジタル)が普及しても、紙媒体の重要性はまったく無くならない。
・コミュニケーションツールの内容のポイントは、お客様の役に立つこと。
・コミュニケーションツール作成のポイントは、「メニューミセンバイの法則」。
・売り手が伝えたい情報と、お客様目線での選択の理由が一致していなければならない。