ブランドに関する定義は様々ですが、私は一言で表すと「他者から認識されている要素の集合体」だと考えています。
そのブランドの要素を見ると、そのブランだと認識されるということです。
例えば、5色の輪を見れば、オリンピックだと認識されます。
その要素には、名前やマーク、デザインなど目に見えるものもあれば、味などの目に見えないものもあります。
どの要素を見ても、ある特定の商品やサービスだとわかるということが、ブランドが強いということです。
「ブランド力=認知度」とも言えます。
強いブランドの効果としては、選択において優位性を持ったり、選択の根拠になったりすることがあげられます。
ビールのお使いに来た人は、自分の知らない商品よりもCMで見たことのある商品を大概選びます。
コーンポタージュ味のアイスを食べたいとは思わなくとも、ガリガリ君のコーンポタージュ味であれば試してみたいと思うかもしれません。
既存の売れ筋商品であれば、なんらかのブランドが出来上がっています。
販促や営業で必要なことは、そのブランドを解きほぐして説明をすることです。
新商品などをブランディングする際には、他者からどのように見られたいか、何を見て欲しいかを決めることです。
自分たちの見て欲しいように商品を演出・拡販することがブランディングのポイントです。