「質問」には、2つの力があります。
ひとつは、分からないことを明らかにすることができます。
仮説を立てて、要素を検証していく上で適切な内容をヒアリングしていきます。
これは、営業や人材採用において有効な手段です。
もうひとつは、相手に気づきを与えることができます。
質問の答を考える過程を通じて、相手が気づいていなかったことに気づかせることができます。
これは、提案営業や人材育成において有効な手段です。
「質問」は、会話の流れの中で、自然と行われるべきものです。
かしこまってしまうと、相手が警戒して、本当の意見を聞き出すことができません。
話の流れに意識が集中してしまうと、肝心なことを聞きそびれる可能性があります。
その可能性を防ぐために、質問リストを用意します。
あらかじめ仮説に基づいて、質問すべきことを考えて、リストアップしておきます。
そのリストに基づいてヒアリングを行うことで、抜け漏れを防ぐことができます。
【本日の質問】
あなたの会社では、質問リストを用意していますか?