選択と集中は、経営の基本です。
20:80の法則に代表されるように、利益を生み出しているのは、特定の分野です。
その分野に限りある資源を集中させる必要があります。
そのためには、どの分野が収益をもたらしているのかを見極める必要があります。
商品別や顧客別に収支計算を行います。
その上で、なぜその分野が利益が出ているのかを考えます。
利益の源が見つかれば、そこに資源を投入します。
資源を集中するということは、切り捨てる分野もあるということです。
資源には限りがありますので、特定の分野に集中をさせれば、他の分野には資源が回りません。
このとき、温情でまんべんなく資源を投入すると、集中ができません。
心を鬼にしてでも、選択を行わなければなりません。
その際には、しっかりとした説明が必要です。
人には感情がありますので、納得できなければ、マイナスの動きをします。
それでは、資源を投入しても無駄になってしまいます。
今後、会社がどのように成長してくかを全員で共有しなければなりません。
資源を集中させるには、慎重な分析と明確なビジョンが必要です。
【本日の質問】
あなたの会社では、資源を集中させていますか?