誰しも負けは認めたくないものです。
私も勝ち気な性格なので、ぎりぎりまで負けを認めようとはしません。
しかし、勝つ見込みのない戦いを続けていても、資源を浪費するだけです。
手を尽くして勝機が見えないのであれば、負けを受け入れる必要があります。
負けを認めるということは、すべてを終わりにするということではありません。
その戦いを終わりにするということです。
ひとつの戦いが終わっても、人生は続きます。
またどこかで勝負すべき時が訪れます。
その時に備えて、次の準備をしなければなりません。
大切なことは、無敗を守ることではなく、本懐を遂げることです。
【本日の質問】
あなたは、負けを認めることができますか?
引き際
孫子に「全戦力を賭して負けるよりも余力を残して負けた方が良い」と言うようなことが書かれていたのを思い出しました。
負けを認めることは逃げではなく、次なる一歩への前向きな後退だと納得し引き際を見極めることが、経営者としてはとても重要なことなのだと思います。
>七蔦さん
たしかに、前向きな一歩ですよね。踏み出す勇気必要です。