調査業務は見た目以上に時間と労力がかかる仕事です。
しかも、その結果は報告書で判断をされることが多いです。
せっかくかけた労力も、報告書がお粗末では報われません。
調査報告書作成時の留意点を3点まとめます。
1.調査概要を明記する
どのように調査をしたのかを報告しなければ、その調査が信頼できるものかどうか判断できません。
調査概要には、以下の項目が必要です。
・調査目的
・実施期間
・調査対者
・調査方法
・回収数
・回収率
等
2.報告書の内容に構造をもたせる
ただ調査した順序通りに結果を並べても、内容を理解しづらいです。
全体から詳細へ、結論から根拠へと展開するように、結果報告を行います。
3.文章とデータをセットで
文章だけでもデータだけでも分かりづらいです。
データをグラフや図にしたとしても、それを一目で判断するのは難しいです。
データを図式化して掲載し、それに対してコメントを記載するような形式が望ましいです。