経営コラム


課題は差にある

課題とは、現状と理想とのギャップです。

自分の目指すべきところと、現在地を比較すると、そこにたどり着くまでの道のりが見えてきます。

その道のりを、どのように進んでいくのかが分かると、やるべきこと(課題)が明確になります。

この比較は、理想と現実以外でも活用できます。

 

例えば、現状と過去実績を比較します。

過去のほうが実績が良いのであれば、低迷したことには理由があります。

その理由が明らかになれば、課題が見えます。

複数の項目を同時に比較すると、特にどの要素に重点を置くべきかが分かります。

 

また、自社と業界平均を比較することもできます。

売上には、客数と客単価が関連しています。

それぞれの値を業界平均と比較してみると、自社の特徴が見えてきます。

その上で、客数と客単価、どちらをどのように伸ばすのかを考えます。

 

差を見るためには、視点を高くしなければなりません。

全体を捉え、流れをつかむことで、有意義な差が見えてきます。

 

【本日の質問】

あなたの会社では、差から課題を抽出していますか?

 

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