経営コラム


認識のズレを直す

プロジェクトが失敗する原因の一つに、認識のズレがあります。
認識がズレていると、コミュニケーションも上手く行かなくなり、組織が迷走してしまいます。
何かおかしいなと感じたら、どこで認識がズレているのかを、確認して修正しなければなりません。

そもそも目的意識が違うというのでは、話になりません。
教会を作っているのか、壁を作っているのか、レンガを積み上げているのかでは、モチベーションも求められる役割も異なります。
各々が違う目的のために進んでいたのでは、足並みが揃いません。

全体像が見えているかどうかも大切です。
全体の中での自分の役割や、現在の業務の位置づけが分かっていると、他の人への配慮ができます。
次の工程がやりやすいように意識をしたり、マネージャーが管理しやすいように報告したりすることができます。
そもそも、誰が参加しているのかも分からないような状態では、コミュニケーションの取りようもありません。

認識のズレを見つけて直すには、丹念な話し合いしかありません。
お互いに腹を割って、じっくりと話し合うことで、糸口が見えてきます。

【本日の質問】
あなたの会社では、認識のズレを直すことができていますか?


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