経営コラム


許されないミス

私は評価は減点方式ではなく、加点方式で行われるべきと考えています。
ミスを批判して相手のやる気を失うよりも、長所伸展の方が成長するからです。
しかし、すべてのミスが許されるというわけではありません。
以下のようなミスに関しては、しっかりと指導をしなければいけません。

1.相手の信頼を大きく損なうミス
相手の名前を間違えたり、見積の数字が間違っていたりすると、相手の信頼をなくしてしまいます。
よく言われることですが、一度なくした信頼を取り戻すのは大変なことです。
相手の気持ちに配慮して、適切な対応を常にしなければなりません。

2.ネガティブな行動によるミス
自分のミスを隠すために行った行動から生まれたミスや、相手を陥れようとして行った行動などは、許されるものではありません。
また、誰でも仕事に不安はつきものです。
その不安からなかなか行動できないこともありますが、やらなかったミスは行動した結果のミスよりも悪質と私は考えます。
このようなネガティブな行動によるミスを指導する際には、
表面的な行動を責めたり、原因を問い詰めたりしても効果がありません。
相手の感情に配慮しながら本音を引き出したり、仕組みを見なおしたりする必要があります。


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