経営コラム


見せ方を工夫する

同じものでも、見せ方を変えると、印象が変わります。
直方体は、側面から見ると長方形で長く見えますが、底面から見ると正方形で短く見えます。
このように、見せる角度を変えることで、印象をコントロールすることができます。

面白法人カヤックという会社があります。
web制作を中心とする株式会社ですが、「面白法人」とすることで、他とは違ったことをしてくれそうな印象があります。
HPも構成は他の企業と大きな違いはありませんが、取扱商品を「必殺技」とすることで、いかにも得意な感じがします。

学生アルバイトと言うと、すぐに辞めそうな印象があります。
同じ人を採用するのでも、「インターン」として採用すると、しっかりと仕事を教えようという気になります。
採用形式を変えることで、雇う側・雇われる側両方の意識を変えることができます。

このような見せ方を成功させるためには、コンセプトや目的が明確になっていなければなりません。
誰にどのように見てもらいたいかが明確になっていないと、奇をてらっただけになってしまいます。
もちろん、真実をねじ曲げるような見せ方は論外です。

【本日の質問】
あなたの会社では、見せ方を工夫していますか?


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