先日、シャンプーを詰め替えたら、パッケージに「プラスチックの使用量75%減」と書いてありました。
ボトルに比べて、詰替えはエコな事はわかりますが、数字で表わされるとその貢献具合がよく分かります。
カーボン・オフセットも表示しようという運動もありました。
同じような社会的な運動で、ワン・フォー・ワンというものもあります。
ひとつ買うと、同じ物が発展途上国などに寄付されるというものです。
何が寄付されるのかは分かりますが、誰に届くのかは分かりません。
誰かわからないといえば、顔のわかる野菜というのもあります。
スーパーの店頭では、顔写真と簡単なプロフィールがPOPになっていたりします。
これだけでは、その人がどのような人かわかりません。
見えているようで、分からないという例です。
見えないものを見えるようにする際には、具体性を持たせないと効果がありません。