本日は、石巻・気仙沼でヒアリングを行ってきました。
海岸沿いを北上していったのですが、昨年の夏と比べてだいぶ風景が変わっていました。
ガレキはきれいに集められ、解体も進み基礎しか残っていませんでした。
雪にすっかりと覆われてしまった所は、震災があったことを感じさせないほどでした。
しかし、途中で切れてしまった線路などがそのまま残っているのを見ると、被害の大きさを確認できます。
決して風化させることなく、これからの復興に向けて応援していきたいと思います。
今回ヒアリングに協力してくださった方の中には、ご家族を亡くされた方もいらっしゃいます。
そのような雰囲気は微塵も見せずに対応してくださいました。
どのようなお気持ちなのか全く想像ができません。
現在は補正予算もおりて、仕事が増えているそうです。
そのため、人手不足などの問題も起こっているとのことです。
工業会では、この問題を解決するために、人材の派遣を検討しているとのことです。
これからは流動的に経営資源の移動ができる仕組みも必要になってくるのではないでしょうか。