私は、支援先に対して忌憚のない意見を述べています。
本当に会社を良くしようと思ったら、率直な意見交換をしなければいけません。
何が良くて、何が悪いのかを明確にして、悪いところは直す必要があります。
ただし、重箱の隅をつつくような指摘はしません。
優先順位を付けて、やるべきことに集中をします。
そのため、会社が良くなってくると、私の発言数は減ってきます。
すると、もっと色々と指摘して下さいというご要望をいただきます。
その際には、「今はもう良くなったので問題はないですよ。」と伝えています。
たしかに、細かい点を見れば、修正したほうが良い所はあります。
しかし、それらに手を加えることで、せっかくの良さが死んでしまっては、元も子もありません。
隣の芝生は青いものです。
自分の芝生も十分青いかもしれません。
必要以上に水を与えては、かえって根腐れをしてしまいます。
客観的に見て、良い所は無理に変える必要はありません。
【本日の質問】
あなたの会社では、良い所まで変えようとしていませんか?