経営コラム


臭いものに蓋をする

一般的な日本人の傾向として、臭いものに蓋をしようとします。

何かあってはならないことが起こった際に、それを正そうとするよりも、なかったことにしようとします。

これは、ムラの論理です。

波風を立てて和を乱すよりも、多少の不都合には目をつぶります。

大局的な善よりも、身内の都合を優先します。

このような態度は、閉鎖的な組織を守るには有効ですが、組織の成長には害をもたらします。

 

成長には、痛みが伴います。

これまでのやり方を変えなければいけません。

現実と向き合い、変革の痛みを覚悟しなければ、人も組織も成長しません。

成長を望むのであれば、臭いものを根本的に除去する必要があります。

ことなかれ主義を決別して、戦う姿勢を身につけることが必要です。

 

【本日の質問】

あなたの会社では、臭いものに蓋をしていませんか?

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