「自分らしく生きる」というのは、幸福度を高めるうえで重要です。
一方、「自分らしさ」にとらわれて、自由になれないこともあります。
「自分らしく生き」ということについて、私なりの考えをまとめてみたいと思います。
自分らしく生きるために必要なこと
自分らしく生きるために必要なことは、「好奇心」「興味分野」「マネタイズ」の3点と考えています。
それぞれの項目について、考えていきます。
好奇心をもつ
自分らしく生きる第一歩は、好奇心を持つことだと考えています。
好奇心を持つと、いろいろなことに関心が生まれて、より知りたいと思うようになります
関心や知りたいことの対象は、ことがらだけでなく、自分自身や相手も含まれます。
関心をもつことでより知りたいと思い、より知ることで世界が広がっていきます。
好奇心を育むためには、チャレンジが欠かせません。
挑戦をすることで成長し、成功体験が自己肯定感を高めます。
これはあくまで私見ですが、公教育のように「誰ひとり取り残さない」ことを重視しすぎると、失敗しないことが目的となり、挑戦する気概をそいでしまうのだと思います。
公教育がダメというのではなく、格差の対義語としての平等と挑戦のバランスの問題です。
私自身は、幼稚園から高校まで公立校の出身です。
興味分野に気づく
挑戦をしたからといって、必ずしも成功するわけではありません。
最終的に成功するまでには、試行錯誤が必要です。
あきらめずに続けられる領域=興味分野を理解することは、限りあるリソースを有効活用するうえで不可欠です。
本音ではやりたくないことを延々と続けていても、なかなか成功しません。
成功に必要なことは苦しくても続ける必要がありますが、努力することが目的になってしまうと、本末転倒です。
マネタイズできる
お金がすべてではありませんが、交換手段としての金銭は必要です。
自分がやりたいことを実現するためには、さまざまなことを手に入れなければなりません。
入手方法は多々ありますが、現代社会においては金銭を介した交換が一般的です。
もちろん、おすそわけや信頼関係のように金銭を介さない方法もありますので、それらで入手できるのであれば、金銭は少なくても構いません。
マネタイズする方法には、自身で商品やサービスを販売する(起業)か、組織の一員として貢献する(雇用)があります。
自身でビジネスを行うには、抜きん出た知識や能力が必要です。
他の人にはない価値を感じてもらうことで、対価を得ることができます。
組織でやっていくには、周囲と歩調を合わせるということが必要です。
基本的な収入は雇用でまかなって、プライベートでマネタイズを気にせずにやりたいことをやるという方法もあります。
私は、周囲と歩調を合わせるのに、多大なエネルギーが必要なので、マイペースに働けるフリーランスを選択しました。
もっとも、フリーランスになってからのほうが、社会とのつながりは強く感じています。
人は、ひとりで生きることはできません。
まとめ
自分らしく生きるには、まず自分がどうありたいかを明確にすること、そしてどのように実現するのが自分にとって無理がないのかを理解することにつきると思います。
自分に嘘をついてしまうと、どこかで苦しくなってしまいます。
自分らしくというのは、自分に正直にということです。