支援先の経営計画を作成することが良くあります。
私なりに事業DDをして、課題や必要な対策を提案します。
その後、経営者の方と内容について意見交換をします。
そうして出来上がった計画は、従業員や金融機関などのステークホルダーに説明をします。
説明会を行なう際には、経営者の方に自分の言葉で説明していただきます。
内容は作成した計画書に基づきますが、ポイントや取組方法などについては、ご自身で話していただきます。
それは、自分の言葉で話すことで、本気度が伝わるからです。
他人の書いたものをただ読んでいると、やらされ感が出てきます。
それでは、相手も協力しようという気になりません。
多少間違ったとしても、自分の言葉で熱意を持って伝えれば、相手に響きます。
失言のリスクよりも、自分の言葉で話すメリットの方がはるかに大きいです。
プレゼンテーションも同じです。
資料を棒読みするのではなく、その場に合わせて自分の言葉を使うほうが伝わります。
そのためには、資料にすべてを記載するのではなく、ポイントだけ抑えるようにします。
具体例などの肉付けを自分の言葉で行なうことで、プレゼンに熱が加わります。
臨機応変に話すのが難しいという方は、何度も練習をして、自分の言葉にすることが大切です。